2014年12月5日金曜日

野球ファンをコンサの試合でアテンドした話2014

コンサドーレ札幌 Advent Calendar 2014のために開店休業状態だったブログを更新。
昨年は自分が撮った写真をTogetterで纏めただけというモノでしたので、今年は去年と違うネタで書くことにしました。

コンサドーレに見るようになったのが1998年、以降ずっとお客さんとして見て応援してきましたが、2014年はこれまでと違ったアプローチでコンサドーレと関わっていこうと思い、コンサドーレ札幌ボランティアスタッフ(CVS)に登録してホームゲーム全21試合中14試合ボランティアとして参加。
また、サッカーの試合をスタジアムで見た経験が少ない方向けに観戦会・アテンドを行いました。

CVSルーキーイヤーについては別の機会に書きますので、今回は観戦会・アテンドのお話をいたします。

突然ですが、私は野球ではオリックス・バファローズのファンです。
「北海道でオリックスのファンって何で?」って実際言われたりしますが、イチロー選手がいた頃のオリックス・ブルーウェーブから球団合併を経ても一筋で応援しているので、先の問いかけには「こちとら、約20年浮気せず応援してんだよ!」って返しますw
札幌ドームで野球を見るうちに野球関係の知り合いが増えまして、一度彼らを対象に観戦会を行いたいなと思い、実行しました。

彼らを誘った理由としては
・元々スポーツを現地で観戦するという習慣が身についている。
・野球観戦で札幌ドームをよく利用しているので、施設の構造が頭に入っている。
・札幌ドームのサッカーモードを見てもらいたい。
・平日ナイトゲームは企画割引チケットがあるので誘いやすい。
・平日ナイトゲームの動員を少しでも伸ばしたい。
といった事で、今シーズン行われた平日ナイトゲーム3試合で観戦会を行い、彼らに対してアテンドをしました。

・第1回 5月12日(月) 対愛媛FC 0-1で負け
参加者はAさん(男性・ホークス)、Bさん(男性・オリックス)、Cさん(男性・オリックス)、Dさん(女性・カープ兼オリックス)、Eさん(女性・ファイターズ兼ベイスターズ)の5名。

・第2回 7月30日(水) 対横浜FC 0-1で負け
参加者はDさん(女性・カープ兼オリックス)、Eさん(女性・ファイターズ兼ベイスターズ)の2名。

・第3回 8月25日(月) 対栃木SC 1-1で引き分け
参加者はEさん(女性・ファイターズ兼ベイスターズ)、Fさん(女性・ファイターズ)、EさんFさんの知り合いのアナログマの2名と1匹。

結果だけ見ると「よく、こんな試合に誘ったな」と寒気がします(苦笑)

讃岐戦で使った資料
観戦会で心がけた事は、まず不安を抱かないよう事前に大まかな流れ(チケットの買い方から入場方法、座席の大まかな位置、チーム状況まで)を資料にまとめ、見てもらいました。
あと、いきなりコンサドーレのファンになってくださいというスタンスではなく、サッカーを生で見る機会を増やしてほしいなという思いでアテンドしました。
詳しい戦術とか初めての方に言ってもチンプンカンプンだと思いましたので、データを使って簡単な見所をいくつか上げて、その試合で達成できたかチェックしてもらう事にしました。そこで参考にさせていただいたのがFootball LABです。札幌のページから平均得点や平均失点、1試合当たりのイエローカードの枚数を見て、「今日の試合は1点以上取れるか?」「イエローカードは出なかったか?」「パウロンは90分フルで出られたか?」といった項目を出しておきました。
観戦会のでは無いですが、第40節の讃岐戦で使った資料をつけておきます(PDFはこちら

試合当日も個別に入場してから座席まで案内するようにしました。CVSや観戦会をやるようになってから気づいたのですが、ドームに入ってから2階に上がって、各ゲートの入り口に行くまで「SSはこちら」「SAはこちら」といったような案内が見受けられないので、初めての人は通路番号表示だけでは分りにくく、一体どっちの方向に行けば良いのだろうと困惑すると思います。せめて1階の南北ゲート入ったところにある赤黒の幕で装飾した柱に席種の案内を表示してほしいなと思ってます。
観戦場所はSB自由席。企画チケットで安くなるだけでなく、ホーム側で見るときには「レフトスタンド」、アウェイ側は「ライトスタンド」と言えば分りやすいというのもありました。1回目はSBホーム側の中段で、残りの2回はSBアウェイ側の可動席部分で観戦しました。可動席はサッカーモード限定で「黄色い線のところが外野フェンスとの境だよ」と言えば野球モードとの違いをイメージしてもらいやすいですし、プレーを近くで感じてもらう事が出来るのでオススメです。
黄色い線より前が可動席

また、毎回何かしらのお土産を用意しました。これは、試合に勝つとは限らないので、保険として割引チケットで浮く分を充てて用意しました。オススメの商品は札幌ドーム限定の背番号缶バッジです。そのほかにもスポンサーイベントで先着○○人に配られたプレゼントやサラリーマンナイトの抽選会で当たったビール引き換え券もプレゼントしました。
あとはレプリカユニフォームとタオルマフラーを多めに持って行き、試合中に使ってもらったり、試合終了後に記念写真を撮りました。余談ですが、沢山ユニフォームを持って行ったところ、「サッカーのユニフォームって幾らくらいするの?」と聞かれたので、「1万円から1万5千円」と答えたところ「高すぎる!」といった反応が来ました。

8月末の第3回観戦会ではチームが5試合勝ちが無いという結果に終わり、試合終了後の挨拶をする選手に向かって近くにいた中年男性が「JR代返せ!」など野次とも言えない私怨を吐き続けていたので、彼の相手にしないように観戦者をケアしました。

観戦会をした試合では勝って、そのスタジアムの雰囲気を味わってほしいのが本音ですが、勝負は水ものです。
試合以外のところでいかに減点箇所を無くし、来てよかったと感じてもらえるかが鍵だと実感しました。

参加した人に聞いたところ、「一人で来るのは不安だったが、こうやって見ることが出来て良かった。また来たい。」という感想を多く頂きました。
3回とも参加したEさんに至っては、その後何度かポンパレ企画を利用してスタジアムに足を運び、中原選手のファンになり、讃岐戦では他の人を誘って観戦したと報告がありました。先ほど紹介した讃岐戦の資料はEさんグループ用に作成したものでした。

ちなみに、コンサドーレは札幌ドームサブグラウンドで練習する時もあります。野球の試合前にちょっと寄って練習を見てもらうというプランもいいかもしれません。スムーズに見られるのは練習が午前で野球がデーゲームの土日祝日でしょう。

サッカーの試合って生で見るとこうなんだよというのをコンサドーレの試合で体感してもらう。
幸い札幌ドームは天候の心配が無く、雨具や雨対策をすることがないので、何週間前から誘って準備しやすいと実感しました。例えばカメラ機材が濡れる心配が無いので、カメラが趣味の人を誘うのもいいかも知れません。
2014年の札幌の平均入場者数は11,060人でした。これを少しずつ増やしていくには普段から多くの試合に足を運んでいるサポーターが営業マンとなり、自分の得意な分野で年に1~2回観戦会をやっていただければ、すそ野が広がっていくと思ってます。

今年は同じ札幌ドームをホームスタジアムとしている野球ファンを対象に行いましたが、来シーズンは色んなジャンルの方に対してアテンドしたいなと、このブログを書きつつ思いました。

2014年12月3日水曜日

20141130

三菱養和SCユース対コンサドーレ札幌U-18(公式記録

2014年3月3日月曜日

ビョーキな練習見学のススメ

3月7日 9:30 札幌ドーム


これはコンサドーレ札幌の練習スケジュールです。
開幕戦、アウェイで磐田に勝った札幌の選手・スタッフが合宿先からいよいよ帰ってきます。
そこで今回はコンサドーレ札幌オフィシャルブログで展開されていた
2014開幕カウントダウン☆raise expectations
2月14日担当ayaさんの「練習見学のススメ」を見て、
自分も同じテーマで書けないかなと思い、とりあえず書いてみます。

Q1.コンサドーレ札幌の練習ってどこでやっているの?
A1.宮の沢白い恋人サッカー場か札幌ドームサブグラウンド(天然芝)でやってます。

Q2.練習っていつやっているの?
A2.試合の翌々日以外は大体やっています。

Q3.練習のスケジュールってわかる?
A3.オフィシャルホームページのスケジュールで場所と時間が確認できます。

Q4.練習ってどれくらいやるの?
A4.大体2時間弱で終わります。

Q5.練習って何やるの?
A5.7日1セットで考えるとすれば、1日目にフィジカルを中心にやって、2日目から~4日目まで次の試合の準備。5日目に試合があって、6日目は試合に出た選手はリカバリー、出ていなかった選手は練習試合。7日目はオフ。

簡単にまとめちゃいました。
では、ここからディープな内容にチェンジ。個人的な練習見学ルーティンを書いていきます。

練習見学日前夜にホームページで練習時間をチェックしておく。
当日朝にもチェックして練習時間が変更されていないか再度確認する。
(結構、当日朝に情報が更新されていることが多いです)

余裕があったら30分前、もっと余裕があったら1時間前には着いておく。
運が良ければ、リハビリ組のトレーニングを見られたり、ストレッチしている選手を見る事が出来ます。運が悪かったら、何も変化のないピッチを眺めるだけだぜ!

開始時間30分前には古邊フィジカルコーチを中心に、コーチ陣がマーカーやコーンなど設置するので、今日はどの場所でどんな練習をするのか把握することが出来ます。

そして、2人1組で若い選手が練習で使うボールに空気を入れるのでジックリ見る。
空気入れが終わるころに若い選手がぞろぞろ出てきてゴールポストを運ぶのでジックリ見る。

ジックリ見ているうちに中堅・ベテラン選手が出てくる。
各々ボールに触れながら何かやっているのを見ているうちに開始時間が来ます。

大きな円陣になってメニューを説明し、練習は始まります。
後は目と耳の感覚を研ぎ澄ませて見るべし!見るべし!
後は試合中に聞くことが出来ない選手同士の会話やボールを蹴る音、息遣いを感じるだけでハアハアします。
で、2時間弱メニューをこなしたら再び大きな円陣になって「パンパン」と手拍子をします。
それで全体練習は終了。

後はアタッカー陣のシュート練習や、それに併せてサイドアタッカーがクロスボールを上げたり個別の練習をちょこちょこっとやってます。
この時間が選手のキャラクターが最も見える部分だと個人的に思ってます。
コーチと選手のマンツーマン指導とかあった日にはコーチの愛と選手の頑張りに心打たれてウルっと来ちゃいます。


その日の具体的な練習内容や主力組の構成とか遠征メンバーはネットの世界に吐き出さず、自分の中で消化すれば立派なビョーキです。

土日仕事あってコンサドーレに触れる機会が無いという方々には、練習見学でコンサ充するのをオススメします。

(もっとディープな見方とかあるけど、あんたはビョーキ以上のビョーキと思われるのでここでは伏せておきます)

2014年2月21日金曜日

サポーター名鑑2014

Twitterのトレンドに数日遅れで乗っかってみようと思います。
Jリーグ選手名鑑のサポーター版だそうです。
回答項目は以下の通り

Aニックネーム B既婚or未婚 C兄弟構成 D趣味・マイブーム
E好きな言葉・座右の銘 F好きな食べ物 G好きな芸能人
H尊敬する人 Iサポ以外の特技・趣味 J愛車
Kスパイク・サルシューのメーカー Lサポを始めた年齢
M好きなサッカー選手 N好きなサッカーチーム O自分の武器
Pゲン担ぎ Q気持ちが高まる曲 Rライバル S仲のよいサポ
Tサポーターじゃなかったら U将来の夢

では、実際に書いてみましょう。
Aスズキさん B未婚 C私・妹 Dジオマップ E生きてるだけで丸儲け
Fうどん G- H高杉晋作 Iカメラ Jブリジストン(自転車) Kアディダス・ナイキ
L15歳 Mエリック・カントナ Nコンサドーレ札幌 O夜討ち朝駆け
P左から靴下を履く Q- R自分自身 S- T野球ファンにドップリ U船乗り

2014年2月17日月曜日

コンサのスパイク勢力図

今回はコンサドーレ札幌オフィシャルブログで展開されている
2014開幕カウントダウン☆raise expectationsの担当日という事で、このために立ち上げたブログでコンサドーレ札幌の面白さをご紹介しようと思います。

昨年末に行われたコンサドーレ札幌 Advent Calendar 2013では12月20日に写真ネタで参加したので、今回は写真ではなくスパイクについて書いていきます。

これだと確かに手前の3選手が分かりにくいですね
私がスパイクに注目するようになったのは、練習の写真を撮るようになってから。
試合中の写真だとユニホームの背番号や胸番号、パンツの番号で各選手を確認しやすいですが、練習だと番号もなく、こちらの写真のように後日見返した際、後ろ姿やほかの選手に隠れて「誰だっけ?」ってなりやすいので、髪型や体格に加えてスパイクも覚える事が出来れば、選手の特定が容易に出来ると思ったからです。

(手前の3選手の答えは最後に)

2002年のワールドカップ辺りまでは黒ベースに白いアクセントのスパイクが大半でした。
それが2002年を境に、白や赤や青といった原色のスパイクが出始めて、今では蛍光色のスパイクまであり、黒いスパイクを履いている選手を探すのが難しいくらいです。

(この時点でお分かりかもしれませんが、ビョーキです。新聞とか専門誌、Webで写真見つけると最初にスパイクに目が行くくらいビョーキです!)


では、コンサドーレではどういったスパイクが流行っているのか、トップ・育成世代・OBと見ていきましょう。

まずはトップチームの選手
(報道等の写真で最新版をチェックしているのですが、もし間違っていたらすいません)

ナイキ(14人)
GK 金山、イ・ホスン、杉山/DF 薗田、前(貴)、永坂
MF 河合、砂川、ヘナン、深井、上里、中原、前(寛)/FW 前田

アシックス(6人)
DF パウロン、上原(慎)、内山/MF 石井/FW 榊、内村

アディダス(5人)
GK 阿波加(SC相模原に育成型期限付き移籍中)/MF 宮澤、古田、神田(SC相模原に期限付き移籍中)、荒野

アンブロ(5人)
DF 櫛引、小山内/MF 上原(拓)/FW 横野(コンケーンFCへ期限付き移籍中)、工藤

ミズノ(2人)
DF 奈良/MF 菊岡

スボルメ(1人)
DF 日高

プーマ(1人)
DF 松本

カッパ(1人)
MF 堀米(福島ユナイテッドへ期限付き移籍中)

前々から多いとは思ってましたが、書き出してビックリ。ナイキ勢だけで1チーム作れる!
次にアシックス勢が多い!現時点では6人ですが、小野選手が初夏に加わるとアシックスは7人になります。
偶然なのか、アディダスとアンブロは道産子で固められています。
今後、各出版社から発売される選手名鑑やオフィシャルHPにあるチームデータの選手プロフィールにスパイクのメーカーが記載されていると思いますので、そちらも参考にしてください。
ただ、シーズン中にメーカーが変わる場合もあります。
(昨シーズン序盤はナイキだったのがプーマに変わっていた松本選手。いつの間にかカッパに変わっていた堀米選手など。もしかしたら、既に各メーカーさんは拡大や切り崩しで狙っているかもしれません。)
ほかにも選手によっては名前や番号の刺繍を施している場合もあります。
今シーズン、試合や練習中にちょっと目線を落としてみると面白い発見があるかもしれません。

ちなみにチームスタッフで目立ったところは、
財前監督と名塚コーチがカッパ、赤池GKコーチがナイキ、古邊フィジカルコーチがミズノでした。
特に古邊さんは黒ベースに白いライン、そしてベロがある古式ゆかしいデザインで何だかホッとします。


では、育成世代の選手はどうでしょう。

U-18(ビブス)とU-15(白)の練習試合より

写真を見ると、ほぼアディダスかナイキ。そこにアシックスとミズノがちらほら見られて、プーマは一人くらいしか見られず、その他のメーカーは控え選手でもいたか記憶に無いくらいです。
皆さん香川・メッシに憧れてアディダスを履き、長友・Cロナウド・ネイマールに憧れてナイキを履くのでしょうか?
その辺りは選手に直接聞いてみないと分かりませんね。足にフィットするスパイクがたまたまアディダスとナイキに固まったのかもしれないですし。
個人的には今シーズン、ワールドカップ後に大活躍した選手のスパイクが流行するか気になるところです。


それでは、昨シーズンの最終戦に行われたOB戦はどうだったかと写真を見返したところ…
チームGON
黒ベースのスパイクが多くて何だか安心、蛍光色のスパイクを履いているプレイヤーはあまりいませんでした。
育成世代からOBまで全体的に見て、初めにも触れましたが、2002年辺りで脂が乗っていた現在30代中盤のプレイヤーがスパイクの落ち着いた色と派手な色の分岐点なのかなと勝手に思ってます。


自分の足にフィットした上で、スパイクやフットサルシューズの選択に迷ったら、選手と同じモデルを選ぶというのも楽しいのかもしれません。
私は昨年末に神田選手の色違い(アディダス パティークX)を買ったので、今年はこれを履いて積極的にボールを蹴ってみようと思います。


では、最初の写真の答えを発表します。
一番手前から堀米、横野、中原です。分かりましたか?

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

2014年2月16日日曜日